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WealthNavi(ウェルスナビ)の「おまかせNISA」とは?特徴や従来のサービスとの違いを解説

こんな人にオススメ
  • 簡単にできる資産運用方法を探している
  • よりお得にウェルスナビを利用したい
  • NISA口座を開設していない

NISAに対応した、WealthNavi(ウェルスナビ)のサービスを「おまかせNISA」といいます。

字面からなんとなく「ウェルスナビをNISAで運用できる」というのが想像できると思いますが、実は細かな違いがあります。

そこで今回は、ウェルスナビのおまかせNISAの特徴や従来のサービスとの違いなどを解説します。

ステテコ
ステテコ

資産運用の参考にして貰えたらと思います

NISA口座未開設なら「おまかせNISA」一択!

おまかせNISA通常口座
特徴・全自動の資産運用をNISA口座で利用可
・取引時の最小手数料0.693%
・全自動の資産運用を通常口座で利用可
・取引時の手数料1.1%
おすすめの人・NISA口座が未開設
・片手間で効率よく資産運用を行いたい
・自身での資産運用に自信がない
・すでにNISA口座を開設している
・ロボアドを試してみたい

ウェルスナビの「おまかせNISA」は、通常口座の運用よりも手数料を抑えて資産運用を行えるサービスです。

サービス内容もほとんど同じですが、NISA口座で利用することでよりお得に運用できます。

そのため、これから資産運用を始めてみたい、ロボアドをよりお得に利用してみたい人に向いています。

ステテコ
ステテコ

特に投資に不安がある人にとってはもってこいのサービスです

ウェルスナビの「おまかせNISA」とは?


公式HPより引用
利用者数※110.8万人
預かり資産※11,013億円
運用対象ETF(上場投資信託)
対象銘柄米国株式、外国株式、債券、不動産、金
手数料NISA口座全体
0.693〜0.733%(税込)
長期割最大適用時
0.594〜0.660%(税込)
つみたて投資枠成長投資枠
0%通常最大1.1%(税込)
長期割適用で
0.66〜0.99%(税込)まで割引
最低投資金額1万円

※1 2024/12 時点

ウェルスナビの「おまかせNISA」は、ロボアドによる全自動の資産形成をNISAで運用します。

2024年から開始の新NISAでは、つみたて投資枠・成長投資枠を利用し、リスク許容度にあわせた運用を行なっています。

2024年1月から開始のサービスですが、早くも預かり資産が1,000億円を超えていることから、ロボアドへの関心が高まってきています。

ステテコ
ステテコ

全自動運用×非課税のフルコンボです

おまかせNISAと通常口座との違いは?


おまかせNISA
公式HPより引用

通常口座
公式HPより引用
利用者数※110.8万人41万人
預かり資産※1約1,013億円1.03兆円
運用対象ETF(上場投資信託)
対象銘柄つみたて投資枠成長投資枠VTI、VEA、VWO、AGG、IAU、IYR
IVVVTI、VEA、VWO、IAGG、IAU、IYR
手数料NISA口座全体1.1%(税込)
0.693〜0.733%(税込)
クイック入金、銀行振込
0.77〜1.10%(税込)
最低投資金額1万円

※1 2024/12 時点

サービス内容の基本は通常口座での運用とほとんど同じですが、項目によって異なる点があります。

ステテコ
ステテコ

詳細を解説していきます

手数料が安いのはおまかせNISA

おまかせNISA通常口座
手数料NISA口座全体1.1%(税込)
0.693〜0.733%(税込)
つみたて投資枠成長投資枠
0%最大1.1%(税込)
クイック入金・銀行振込
0.77〜1.10%(税込)

おまかせNISAでは「つみたて投資枠」にかかる手数料は0%です。

そのため、通常口座で運用を行うよりも、おまかせNISAでの運用の方が全体の手数料が安くなります。

ただし、クイック入金・銀行振込の場合は0.77〜1.10%(税込)と少々割高になります。

ステテコ
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クイック入金・銀行振込の場合は「成長投資枠」での購入になるためです

運用商品は同じETFだが、銘柄の種類が異なる

資産区分銘柄名おまかせNISA通常口座
つみたて投資枠成長投資枠
米国株VTI
IVV
日欧株VEA
運用対象VWO
債券AGG
IAGG
IAU
不動産IYR

運用銘柄はほとんど同じですが、通常口座と比較するとおまかせNISAでは米国株と債券の商品が異なります。

新しい「おまかせNISA」では、新NISAの制度を利用して運用を行います。

新NISAでは運用商品が金融庁における選定条件を満たす必要があるため、ウェルスナビでは下記のように運用商品を選定しています。

つみたて投資枠では、対象商品として金融庁に届出された投資信託やETFのみ購入することができます。

新しいNISA制度では毎月分配型の投資信託が除かれており、その規定の形式要件を踏まえ、「債券」については、分配頻度の低いIAGGを投資対象銘柄としています。

White Paperより引用

ステテコ
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それでも、選定銘柄をETFに絞っているのはウェルスナビの強みです

ちなみに、つみたて投資枠の「IVV」は連動指数がS&P 500のため、通常口座・成長投資枠で運用する「VTI」とは異なります。

銘柄名連動指標特徴
VTICRSP US トータル・マーケット指数
(CRSP US Total Market Index)
米国株式市場の大型株から小型株(約4,000銘柄)までを網羅
IVVS&P 500指数
(S&P 500)
主要企業の500銘柄で構成され、米国株式市場の時価総額約80%をカバー

おまかせNISAのPFはやや複雑

White Paper参照

※1 米国株・日欧株・新興国株の合算

通常口座のPF(ポートフォリオ)は、リスク許容度によって割合が変わるシンプルな仕組みになっています。

おまかせNISAではつみたて投資枠・成長投資枠の2つがあり、リスク許容度に合わせて一定の割合で運用を行います。

成長投資枠では株式以外に、債券・金・不動産などに分散して運用を行いますが、PFの詳細は明記されていません。

ステテコ
ステテコ

ウェルスナビのサービス概要を考慮すると、通常口座のPFと同程度か?

NISA制度にあわせたリバランス方法

ウェルスナビでは以下の条件の際に、以下の条件を満たした場合に調整を行なっています。

(1)6 か月間リバランスが行われていない場合
(2)お客様の実際のポートフォリオと最適ポートフォリオ(お客様が設定したリスク許容度のもの)の配分比率を資産クラスごとに比較し、5%以上乖離している資産クラスがあった場合

WealthNaviのwhite paperより引用

このとき、通常口座では値上がりした銘柄の一部売却・値下がりした銘柄の追加購入でリバランスを行います。

しかし、おまかせNISAではリバランス仕組みが下記の通り異なります。

(1)のリバランスの場合

  • 通常口座のみ売却、NISA口座の資産は売却しない
  • NISA口座から売らないことで当初の予定より売却額が少ない場合は、売却額に合わせて購入額を調整

(2)のリバランスの場合

  • 通常口座からの売却を優先、必要に応じてNISA口座の資産を売却
  • NISA口座内では、非課税で保有できる期間が短い一般NISA、成長投資枠、必要に応じてつみたて投資枠の順で資産を売約
ステテコ
ステテコ

NISAの制度上、微妙な違いがあります

おまかせNISAで運用するメリット

NISA制度を活かした高パフォーマンス

なんといっても、ウェルスナビのサービスを非課税で運用できることが最大のメリット。

年間最大360万円まで無期限で非課税の投資が可能になります。

年間の非課税枠生涯の非課税枠
360万円1,800万円
つみたて投資枠成長投資枠つみたて投資枠
専用
つみたて投資枠
・成長投資枠
共通
120万円240万円600万円1,200万円
ステテコ
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月々10万円の積立てでも15年間積立てられます

「積立投資」と「一括投資」を組み合わせられる

ウェルスナビはドルコスト平均法を用いた積立投資をベースとしています。

そのため、購入のタイミングや相場の変動に悩まずに投資ができることが特徴です。

しかし、別の買付方法として、おまかせNISAではクイック入金や振込入金を利用し、成長投資枠で一括投資を行うことができます。

ステテコ
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ボーナスやまとまった収入がある場合に活用できます

無理のない金額でETFへの分散投資が可能

ウェルスナビの運用商品はETF(上場投資信託)になります。

ETFは個人でも購入できますが、最低取引単位(1口)でもなかなかのコストがかかります。

例)毎月1口ごとETFを購入した場合

  • VTI:283ドル×148(円)=41,884円
  • VEA:52ドル×148(円)=7,696円
  • VWO:46ドル×148(円)=6,808円
  • AGG:98ドル×148(円)=14,504円
  • IAU:54ドル×148(円)=7,992円
  • IYR:97ドル×148(円)=14,356円

参考:2025年3月時点、為替レート148円/ドル、小数点以下切捨て

ステテコ
ステテコ

全部の銘柄を毎月1口ごとに購入しても約10万円かかります…

しかし、ウェルスナビでは金額に応じてETFを購入するため、無理のない範囲で積み立てることができます。

入金するだけの全自動運用

公式HPより引用

ウェルスナビのサービス全般にいえることですが、購入から運用まで全て行ってくれるのもメリットです。

分配金の運用や資産のリバランスなども全自動で運用するため、手間も少なくなります。

唯一行うことは引き落とし口座に入金するのみであるため、下記のような方におすすめです。

  • 投資の知識が少ない人
  • 投資に費やせる時間が少ない人
  • ロボアドに運用を一任したい人
ステテコ
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シンプルで使い勝手が良いです

おまかせNISAで運用するデメリット

短期投資には不向き

よく、「ウェルスナビ 大損」「ウェルスナビ 手数料負け」という検索ワードを目にしますが、よくみるとどれも短期で退場してしまったケースがほとんどです。

ウェルスナビのサービス自体、長期的な資産形成を目的としているため、短期間で利益を狙うような投資スタイルには向いていません。

ステテコ
ステテコ

あくまで長期でコツコツと積み上げるのみです

運用銘柄が限定されている

ウェルスナビは選りすぐりの商品で資産運用を行っていくため、運用できる銘柄は限られてしまいます。

成長投資枠で一括投資もできますが、購入できるのはウェルスナビが選定した銘柄のみです。

また、運用している商品の銘柄の一部だけ売買を行うこともできない仕組みになっています。

ステテコ
ステテコ

全自動運用でPFを組むため、個別での売買はできません

自身でPFの調整が行えない

ウェルスナビはリスク許容度によってPFを組み、リバランスもロボアドが行っていきます。

そのため、自身で資産のリバランスや一部調整などを行うことができません。

ステテコ
ステテコ

どんな相場でも一定の条件をもとに運用していきます

手数料が割高

おまかせNISAは通常口座と比較すると手数料は安くなります。

しかし、自身で同じ銘柄や類似する商品で運用する場合と比較すると、手数料が高くなります。

WealthNavi(ウェルスナビ)自身で運用
手数料おまかせNISA通常口座ETF類似する投資信託
NISA口座全体クイック入金・
銀行振込
1.1%(税込)0.03〜0.42%0.16〜0.66%
0.693〜0.733%(税込)0.77〜1.10%(税込)

長期的な投資期間になるほど手数料の差は大きくなるため、投資慣れしている方からすると高く感じてしまうかもしれません。

ステテコ
ステテコ

入金するだけの全自動運用なので手数料の高さは妥当かと思われます

おまかせNISAの注意点

おまかせNISAでは、下記の要素の影響によって、NISA口座だけでなく通常口座と併用する可能性があります。

  1. NISA制度の非課税枠の金額上限
  2. リスク許容度によるPFの金額配分
  3. 一括投資の金額

NISA口座だけでなく通常口座も併用するケース

例えば下記のケースの場合、NISA口座だけでなく通常口座での買付けも行われます。

  • リスク許容度4または5
  • 最初に240万円を一括投資
  • その後10万円を自動積立

一括投資を行う場合は、「成長投資枠」を利用するため、上記のケースでは自動積立を続けると非課税枠を先に使いきってしまいます。

公式HPより引用

あくまでこのケースは一例になるため、色々なパターンを事前にシュミレーションしておきましょう。

ステテコ
ステテコ

おまかせNISA利用時でも通常口座で買付けを行うときの手数料は1.1%です

1,800万円の非課税枠を使いきるには?

そのうえで、以下のパターンでは綺麗に非課税枠を消費することができます。

  • リスク許容度4または5
  • 入金方法を自動積立のみ(10万円/月)
公式HPより引用

ETF購入時の価格や買い付けできる数によって金額に増減がありますが、15年で非課税枠を使いきれます。

また、下記のケースでは最短5年で非課税枠を消費することができます。

  • リスク許容度4または5
  • 入金方法を自動積立のみ(30万円/月)

公式HP
より引用

これらのケースも一例になるため、積立額やPFの金額配分によって使いきれるケースもあります。

ステテコ
ステテコ

非課税枠も大事ですが、重要なのは無理のない範囲で積み立てることです

まとめ:NISA制度を活かして、高パフォーマンスの資産運用を!

  • おまかせNISAは通常口座のサービス内容とほぼ同じ
  • NISA制度を活かした高パフォーマンスを実現
  • 積立額や一括投資の金額によって非課税枠に影響する

おまかせNISAはウェルスナビの通常口座とほぼ同じ内容を非課税で運用できるサービスです。

手数料はが高くつきますが、どんな相場でも一定のルールを守っていくためブレない資産運用が可能です。

そのため、投資慣れしていない人やこれから始めてみたい方にぴったりのサービスになっています。

ステテコ
ステテコ

ストレスなく無理のない範囲で続けられるのも安心材料の1つです

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